看護師は、患者さんの命をあずかる責任感のある職種。
憧れをもって就職をしたという方も多くいますよね。
実際働いてみると覚える仕事も多く、体力的にもつらく逃げ出したくなる日々が待ち構えています。
今のまま仕事を続けて体調を崩すのは、絶対に避けるべきです。
今回の記事では、仕事がつらいと感じている看護師の皆さんが仕事を楽しく乗り切る方法を紹介していきます!
ぜひ、最後までご愛読をよろしくおねがいします!
看護師がつらいと感じる瞬間
看護師の仕事をつらいと感じているのは、あなただけではありません。
現在の日本では看護師の離職率は約10%で、10人に1人は新たな仕事を選択しているのです。
離職率の数値が一般的に多いといわれる離職理由をご紹介するので、あなたの現状と比較してみてください!
人間関係がつらい
看護師の職場は女性社会であり、ほかの仕事と比べて非常に独特な職場環境です。
看護師の多くは人間関係によるストレスで悩みを抱え、離職するケースが多いです。
毎日のように時間をともにする人との相性が合わなければ、やりたい仕事も楽しくなくなってしまいます。
勤務時間が長い
看護師の仕事はとにかく忙しいです。
仕事内容も患者さん優先なので、残業などが増えてしまいます。
命にかかわる仕事のため、現場ではスピードより正確さが求められます。
簡単なはずの仕事が慎重になってしまい、時間がかかってしまうことも。
また、夜勤を行う職場もあります。
日勤と夜勤のシフト制で交互に働くことによって、睡眠不足や生活リズムの乱れを引き起こします。
精神的に加え、身体的にも大きなストレスですね!
給与が少ない
看護師の仕事は、仕事量に対しての給与支給が少ないと感じる人が多くいます。
まず、要因として考えられるのは拘束時間が長いことです。
夜勤の場合、休憩や仮眠の時間がありますが、何も考えずゆっくりできません。
また、残業代を申請しにくい職場環境から、実務時間と給与に差があると感じてしまいます。
時には、感染症などのリスクもある危険な仕事ですが、特別手当などの支給はありません。
若い年齢のうちに給与を増やすためには、積極的に資格を取得しましょう。
知識・スキル不足がつらい
看護学生時代に多くの知識や講習を受けていた人も、いざ臨床で働くと先輩看護師の仕事ぶりに圧倒されます。
「私、全然仕事ができない」と感じることが増え、自信をなくしてはいませんか?
学生時代の努力とのギャップが徐々に開き、看護師をやめてしまう人も。
経験不足を補うために、仕事の時間外でも予習や復習を行うことで、あなたのプライベートの時間は無くなります。
先輩看護師はどのように乗り越えた?
看護師の仕事を日々していると、つらいと思う場面に遭遇することが多いですよね。
看護師の仕事をつらいと感じているのは、あなただけではありません。
同期の仲間はもちろん、普段は厳しい先輩方も同じ経験をしてきました。
そんな先輩看護師がつらい状況をどうやって乗り越えたのかを知ることは、あなたの現状を変えるヒントになります!
先輩看護師はどのように乗り越えてきたのかご紹介します。
積極的に相談をする
看護師のみなさんはつらいときがあった際にはどうしていますか。
一人で不安や悩みを抱えていませんか?
つらいことがあったときは、不安や悩みを一人で抱え込んではいけません。
とくに同期の仲間はあなたと同じ気持ちをもっているため、同期とのつながりは重要です。
お互いの悩みを共有することで、少し安心感が生まれる可能性があります。
また、先輩看護師に遠慮せずに相談しましょう!
あなたの性格を理解してもらい、今感じている悩みを伝えることで、改善の方向に先輩看護師が導いてくれますよ!
勉強と実践を繰り返す
看護師の仕事は勉強と実践を繰り返ししていくことが大切ですよね!
まずは、勉強と実践を繰り返し知識と技術を身につけましょう。
新人時代にわからないことは当たり前ですが、そのままにしてよいことはありません。
「やらされている」と感じるか、「自分のためにやる」と感じるかはあなた次第。
成長したあなたを見たら、周りからの評価は変わります。
より責任のあるやりがいのある仕事を任せてもらえますよ!
休日を充実させる
看護師は夜勤や残業などでプライベートな時間を確保することが難しい職種です。
だからこそ、仕事の時間とプライベートの線引きをすることが重要です。
先輩看護師はどのような休日を過ごしているのでしょうか。
まず、仕事が忙しく体に疲労を感じている人は、1日中家でリラックスする人。
普段患者さんや医師、看護師同士とコミュニケーションをとり疲れている日常から解放され、一人でドラマの映画鑑賞、読書や音楽鑑賞などを楽しみます。
他には、友人と食事に出かけ、普段職場で吐くことのできない愚痴を共有する人。
ショッピングや美容にお金を使い、欲求を満たす人もいるようです。
明日から使えるモチベーションアップ術5選を紹介!
看護師として働いているなかで、毎日元気いっぱいという人はどのくらいいるでしょうか?
多くの人は何かしら悩みや不安を抱えていますよね。
毎日の仕事を少しでも楽しく感じることが出来たら、あなたの人生は充実します!
仕事への感じ方はモチベーションに影響を受けます。
みなさんに楽しく働いてもらうために、明日から実践できるモチベーション術をご紹介します!
1.人間関係がつらいとき
職場の人間関係が悪いと、仕事に対するモチベーションは低下。
モチベーションが低下しているときは、患者さんとコミュニケーションをとると効果的です。
担当している患者さんはあなたのことを信頼しています。
何気ないことでも「ありがとう」と感謝され、必要とされているという承認欲求が満たされます。
1つ1つの感謝をメモに残し、つらいと感じた時に読み返すことはモチベーションを維持する手段としておすすめです。
2.忙しくて休めないとき
日々の忙しさから、目の前のことに精一杯になっていませんか?
でも、安心してください。
忙しい日が一生続くことはありません。
一日の終わりや給料日、長期の連休などに目標を定めあなた自身にご褒美を用意しましょう。
少し贅沢なお菓子、欲しかった洋服、海外旅行・・・、
なんでもかまいません。
目標のために目の前の仕事をすることで、忙しい毎日の中にゴールが見えてきます。
あとはそのゴールに向けて、無理をせず頑張りましょう!
3.上司に怒られてしまったとき
あなたが失敗したことで上司や先輩に怒られモチベーションが下がってしまったときは、気持ちを切り替えることが大事です。
怒られた内容を忘れていいわけではありません。
ただ、過去のことを引きずっていても変えることはできないのです。
そして、モチベーションが下がっている状態での仕事は新たな失敗を引き起こします。
怒られることが好きな人はいませんが、1度も怒られない人もいません。
褒められた時を思い出し、睡眠をとって忘れましょう。
リラックスした様子で、質のいい睡眠が期待できますね!
4.仕事に楽しさを感じなくなったとき
日々の仕事に慣れ、新しく覚えることが少なくなるとやりがいや成長を感じにくくなります。
昔は楽しいと感じていたことが、楽しくないと感じることも。
原因は毎日の業務が、ルーティンとなっているからという可能性があります。
看護師として働き始めたころの夢を思い出してみてください。
どのくらい達成していますか?
夢を追いかけることはモチベーションを高めてくれます。
すでに夢を叶えている人はさらに高みを目指しましょう。
5.体力が続かないとき
不規則な生活リズムでの仕事は、体力的につらくなります。
日中に襲ってくる猛烈な睡魔、肩こりでバキバキに固まった筋肉・・・。
また、患者さんの介護をする機会もあり、女性が力仕事をする割合も多いです。
体力的な負担は年齢を重ねるにつれて増します。
新人の看護師のように元気に働けないと感じたあとは、キャリアを活かす働き方を職場に相談するのが良いでしょう!
看護師の仕事は体力を使うものばかりではありません。
キャリアアップをすることができるのは、仕事に対してのモチベーションを保つ要素として重要です。
転職という選択肢
今の仕事を辞めるという選択肢を1度は考えた人はどれほどいるでしょうか。
転職活動をすることは悪いことではありません。
ただ、転職活動をする目的を明確にしなければなりません。
今の職場から逃げたいという思いが先走ってしまっては、次の職場でもうまくいかない可能性があります。
転職活動をする前に一度、今の悩みや不安を整理しましょう。
メモなどに1つ1つ書き出すのがおすすめです。
もしかしたら、あなたの思いこみすぎで、簡単に解決できることがありえます。
仕事で壁にぶつかった瞬間は、あなたが成長できるチャンスです。
乗り越えた先には自信にあふれたあなたがいるはずです。
あなたらしい働き方をみつけよう
看護師という大変な仕事でありながら、人命をあずかるやりがいのある仕事です。
働いていて、つらいと感じているのはあなただけではありません。
看護師としてあなたらしい働き方をみつけていきましょう。
まずは、一人で抱え込まずに周囲の人に悩みを相談するところから始めるのが重要です。
ただ、体調を崩さないよう、適度に休息をとることも忘れずに!
今回の記事では、看護師として働くみなさんが現状の壁を乗り越えていくためのポイントをご紹介させていただきました。
最後まで読んでいただいて、看護師としての仕事を乗り越えられたという人が増えることを願っています。