現在転職を考えている看護師の方の中で、転職サイトに登録している人がいると思います。
転職の際に必ず利用する、転職サイトの中にもデメリットが存在しているのはご存知でしょうか。
また、看護師の転職サイトは比較的デメリットだらけと言われることが多いですが本当なのか。
今回は、看護師の転職サイトのデメリットやメリットについて紹介していきます!
看護師サイトのデメリットを4選紹介!
実際、看護師サイトのデメリットというのはどのようなものがあるのでしょうか。
大きく分けて4点ほどありますので、その詳細について説明していきます。
①希望の求人を紹介してくれない
看護師の転職サイトのデメリットとして希望の求人を紹介してくれないという点があります。
質の悪い転職サイトを使ってしまうと「紹介される求人がほとんどブラックな職場」や育児と両立するために時間に融通が利く非常勤を希望しているのに希望には全く取り合わず「常勤を無理強いしてきた」などと自分の結果にしかこだわっていないアドバイザーも少なくありません。
ただ、上記がもちろん全てというわけではありません。
悪い担当者に当たった場合で、良い担当者に当たれば希望に合った職場を紹介してもらえることが多いです。
②担当者からの連絡がかなり多い
こちらは担当者の方も求職者を転職させないとお金が入っていかないので仕方ない部分もあるのですが、普通の転職サイトよりも担当者からの連絡が過剰です。
しかし時間を問わず電話やメールで連絡が来て頻度を指定していない場合は朝一や勤務中に連拓が来ることも少なくないとのことでそこまで密に連絡を取りたがらない方には億劫に感じることも多いかもしれません。
このような状況がどうしても嫌な場合は担当者に直接連絡頻度を下げてもらうように言うか、それが難しいという方は担当者を変更する事や使うサイトを変えることも視野に入れていく必要があるかもしれません。
③担当者の専門性が低いことが多い
ここでは担当者、アドバイザー、コンサルタントなど色々な言い方があるかと思いますが担当になる方によって能力や知識量に差が生まれることが多く求職者側からのサポートに対する満足度に差が付きやすいとの意見が多くあります。
こちらも人や使うサイトによるので一概には言えませんがそもそも医療に精通している人間が少ないことや専門性の低さ以外にもメールや電話などの連絡の際に軽率な感じがしたという意見が上がりました。
軽率だと感じたという例に関しては面談や電話の時に他の仕事が入った等で待たされることがあったなど正直、私が転職活動をした時には考えられないことだったのでこのような状況に陥ってしまった場合は先ほど前述した担当者の変更や使用するサイトの変更が必要になってくるかと存じます。
④実際に働いてみたら契約内容と異なる
実際に働き始めてから契約内容と異なっていたときについて説明します。
実際に働き始めてから担当者やアドバイザーに提示された契約条件と異なる条件が提示されることがあります。
「そんなことが本当にあるの?」とまだ半信半疑の方も少なくないでしょう。
しかし、実際にはあります!
会員数が少なく、営業成績が良くない転職サイトでは事実と異なる情報をあげているのです。
営業成績を上げるために常軌を逸した残業時間を記載せずに「夜勤無し」と書いてはあるのに実際は夜勤が普通にあるなどといった意見が散見されます。
もちろん大手サイトは信頼を失うだけなのでこのような行為はしません。
しかし、営業成績が取れていないサイトだとこのようなことも少なくないので転職サイトは口コミを見て色々なサイトを使い分けることが必要不可欠です。
看護師サイトのメリットを6選紹介!
先ほどまではデメリットにフォーカスしていましたがこれからは看護師の転職サイトに対するメリットを上げていきたいと思います。
看護師サイトのメリットに関して6つまとめましたので下記で説明させていただきます。
①病院の内部事情について詳しく教えてくれる
こちらは通常の転職活動では調査しにくい部分なのではないでしょうか?
人間関係や残業時間、休日などは面接などでは深く聞きにくいことだと思いますがアドバイザーになら聞ける!みたいなことも少なくはないのではないでしょうか?
因みに使うサイトによっては自分が志望している病院で働いている方の意見も聞けるので自分が働いているイメージが付きやすく良いという意見などがありました。
また一概にとは言えませんが、希望すれば病院の施設見学も出来、実際に見学してから入社したいという方はこのような制度が備わっている転職サイトで転職活動をしましょう。
②非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人とは、一般の求人媒体で募集をすると応募者が殺到してしまうような好待遇の求人情報のことで転職サイトの会員にだけ掲載するということがあります。
会員登録には多少時間がかかるかもしれませんが年収アップやポストアップを目指している求職者の方には非公開求人で検索するのが最も効率的な転職方法だと思うので是非会員登録を面倒くさがらず非公開求人で検索してみましょう!
③面接練習や履歴書添削を手伝ってくれる
日本では採用に関して履歴書の内容を重視するところが多いので、まず面接のフローに進むためには履歴書の内容が重要になります。
しかし、看護師転職サイトでは履歴書の添削や面接での模範解答だけに留まらず、転職サイトによっては面接に同行してくれる方もいらっしゃるのです!
こちらに関しては過度すぎるので人によってはメリットではないかもしれませんが、面接でとても緊張してしまう方などには十分メリットとして挙げられるのではないでしょうか。
④お祝い金や支度金を貰える
こちらは私もバイトなどでは見たことがあるのですが正社員に関してはあまり聞いたことがなかったです。
仕組みとしては、お祝い金とは入植した際の医療機関側からの紹介料を一部求職者に還元する制度です。
転職サイトによって貰える金額や条件は変わりますがお金がもらえるのは皆さん嫌なことではないと思います。
祝い金のデメリットとは?
実は、祝い金にはデメリットもあります。
まず祝い金を出す一番の目的は求職者の集客なので集客が出来ていない転職サイトでしか行われていないという点です。
小規模なサイトでは大規模なサイトと比べて集客力がないので求人情報も大規模なサイトと比べてブラック病院の掲載率が高まります。
また、2018年1月1日に職業安全法が改正され、転職サイトが求職者側に祝い金を支給する事は好ましくないという指針が新たに制定されました。
このような法改正が何故、行われたかというと祝い金目的で転職する求職者が増え、転職後の離職率が高くなってしまったからです。
もちろん全ての人がこのような行動をしているわけではありません。
しかし、このような人間が少しでも現れることによって損害を被るのは病院側なので私としても祝い金制度は廃止した方がいいでしょう。
⑤面倒な手続きはすべて代行してくれる
転職活動は現職で働きながら行う方が多いのではないでしょうか?
そのような方は面談の日程調整や企業とのやり取りなどの手続きは意外と負担になってしまうのでこのような代行はとてもありがたいことでしょう。
条件交渉次第で好条件で入職できる場合も
本来、転職先の条件交渉は自分で行うのは至難の業ですし、まず条件交渉を行おうと思ったことがある方もあまりいないのではないでしょうか?
コンサルタントは各職場の年収や待遇について熟知しているのでこれに関してはプロにしか為せない技かなと思います。
またこの条件交渉で給与面は下がらず、夜勤がなくなったという意見や近場で勤務が出来るようになったという意見もあるので一度聞いてみてはいかがでしょうか?
看護師転職で失敗しないためには
こちらも先ほど、少し触れたのですが転職サイトを一つに絞らないことや担当の人間が合わないと感じたらすぐ変更を申し出ることです。
なぜかというとサイトを一つに絞ってしまうと質の低いアドバイザーに当たってしまったときそのまま転職活動を進めないといけないということです。
確かに複数のサイトを登録するのは少し手間かもしれませんが、質の低いアドバイザーで転職活動を続けるのはもっと悲惨なことになりかねないので転職の成功のために必ず複数のサイトに登録はしましょう。
転職サイトの口コミを見る
商品などを購入する際に口コミなどを確認する方は多いかもしれませんが、転職サイトの口コミを確認する方はあまりいないのではないでしょうか?
口コミは100%ではありませんがそれでも口コミには利用したユーザーの本音が書かれているので十分な情報源にはなりえます。
しかし、利用したユーザーの中にはサイト側が有利になる発言も多いので中立的な意見を参考にするのがおススメです!
アドバイザーが合わないと思ったら変更をしよう!
こちらも何度か触れているのですがアドバイザーが合わなかったときにすぐ変更できるように複数のサイトには必ず登録するようにしましょう。
転職活動を成功させるためには複数サイトの登録しておくといいでしょう。
転職の成功後の明るい未来を想像して頑張りましょう!
転職を成功させて楽しく働こう!
今回は看護師の転職サイトのデメリットをメリットと比較して話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
私も転職経験があるので、現職で働きながらの転職活動は確かに大変です。
自分に合った転職サイトを見つけ、転職活動を進めていくといいでしょう。
この記事を見ている看護師の方々が、自分に合った職場を見つけられることを願っています!